【江崎グリコ】

大正11(1922)年、江崎利一によって創業。レトルト食品やサプリメントなどの食品事業も展開する菓子・食品メーカー大手。「グリコ」の社名は栄養素のグリコーゲンに由来する。子どもの健康に役立てるため、牡蠣の煮汁から採取したグリコーゲンをキャラメルの中に入れた栄養菓子「グリコ」を考案。「ひとつぶ300メートル」のキャッチコピーと様々なアイデアの「おまけ」で大ヒット商品となった。ランナーが両手と片足をあげたポーズの絵柄は「ゴールインマーク」と呼ばれるもので、企業のシンボルとして商品パッケージに表示されている。道頓堀川にかかる戎橋脇の巨大なネオンサインは昭和10(1935)年に「初代」が点灯を開始。平成26(2014)年秋にはLED照明の「6代目」となった。