【「忙中閑」をつくりだす】 (2016年12月号)


年末業務と年越し準備で慌ただしい師走。こんな時期にこそ、社長さんはどうにかして自分のための時間をつくりたい。仕事ばかりの1年。せめて師走くらいはオフタイムを設け、心と身体をリフレッシュする。はじめから「そんな暇はない」「絶対に無理だ」などといわずに、プライベートタイムの捻出方法を考えてほしい▼この時期だからこその催し物もたくさんある。歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』、落語の『芝浜』『文七元結』などは、師走の風物詩ともいえる大ネタ。全国各地の大小の交響楽団によるベートーベン『第九』の演奏・合唱も、年の瀬には欠かせないイベントだ▼しかし落語の『芝浜』や『文七元結』は人情噺の傑作ゆえに、大看板の落語家が独演会などで演じる程度だ。演目を前もって決めておかずに、高座に上がってから決めるという噺家も多いので、必ず聞けるものとは限らない。それに大看板の独演会ともなると、会場は大ホールでチケットも入手困難。それならばいっそのこと、寄席に足を運んでみてはいかがだろうか▼競馬の有馬記念、ボートレースの賞金王決定戦、KEIRINのグランプリなど、ギャンブルの大レースも目白押しだ。迫力あるレースを、実際に観戦するのもいいだろう▼会場まで出かけることが大切。きっとビジネスのときとは違った景色が見えてくるはずだ。