【タイガー魔法瓶】

大正12(1923)年、大阪市西区で菊池製作所として創業。「虎印魔法瓶」の製造販売を開始。社名はこのブランドアイコンの「虎」に由来する。創業者の父親が寅年生まれであったことや、虎はアジアでは最強の動物であるというイメージから、壊れにくい製品をアピールする意味で用いられたとされている。日新工業、タイガー魔法瓶工業を経て昭和58(1983)年に現社名へ改称。同社は「タイガー」がカタカナで「魔法瓶」が漢字だが、同じ大阪府に本社を置くライバル会社の象印マホービンは、それとは逆の表記となっている。