税務申告書の提出日

郵送の場合は「消印」で判定


 税務申告書の提出は、①税務署への直接持参、②電子申告システム「e -Tax(イータックス)」の利用、③郵便または信書便での送付―のいずれかで行う。申告書の手続き上の「提出日」(税務署の受取日)は基本的に税務署に届いた日だが、③の郵送に限っては消印日(通信日付印)なので、税務署に届くのが申告期限後になっても、期限前に消印が押されていれば期限内申告となる。

 

 税務申告書や国税に提出する申請書・届出書は、税務署に意思表示や事実通知をする「信書」であり、信書便法によって〝荷物〞として「ゆうパック」や「宅配便」で送ることは認められておらず、「第一種郵便物」または「信書便物」として送ることになっている。(2017/02/01)