社員旅行で給与課税?

半数参加、4泊5日・10万円以内


 休日に「社内イベントに強制参加させられた」ことを嘆く新入社員の書き込みが、インターネットの掲示板やSNSで多くみられるという。

 

 会社としては社員旅行や食事会で親交を深める目的があったのだろうが、社員としては休日くらいは自由に過ごしたかったということらしい。

 

 会社が社員旅行の費用を負担した場合、社員は給与を受け取ったものとして所得税が課税されることがある。給与課税を避けるには、社員の半数以上が旅行に参加し、4泊5日以内、会社負担を10万円程度に抑えることが条件となる。また役員だけの旅行や、参加しない人は金銭をもらえるケースなどは、給与課税されることとなる。(2019/07/01)